ちなおの競馬ブログ

ちなおと申します。 競馬、一口馬主等に関して思ったこと、感じたことを書き綴っています。 よろしくお願いいたします。

2021年07月

こんばんは。ちなつです。🐻💕

今回は『一口馬主 検討記#1 https://tinamakku.ldblog.jp/archives/9513080.html』の続きだよ。

7月26日(月)からシルクホースクラブの仮登録が始まったね。

期限は8月4日まであるとはいえ、のんびりしていたら失念していまいそうだから、事前に目星を付けていた馬を登録してみるよ。

その前に、私の出資を検討する上での条件をいくつか書こうと思うよ。

1 一口額は6万円まで

一口額は馬によって異なるね。今年の募集馬で1番高額なのは16万円だったかな。いわゆる、良血馬の募集価格は高くなるよね。
分割払いが出来るにしろ、さすがに私もそんなに高い馬には出資できないから、自分の懐事情に見合った一口額ということで1つ目の条件とするよ。

2 無理に出資しない

出資する上で、シルクホースクラブの場合、募集口数は500口と限られている。そのうち300口は実績による優先枠のようなものだから、私のような今から入会を考えている人は残りの200口を取り合う形になる。
もちろん、応募が多かったら抽選になるのだけれど、抽選で落とされたらどうしよう、ということで出資検討馬を多く選びすぎないようにしようと思うよ。あくまで最初に決めた数頭で登録を行うよ。

この2点を私の中での決め事として、一口馬主に挑戦してみようと思います。

さて、次に実際に出資を検討している馬を紹介するよ。

①シャンブルドットの20

②スウェアトウショウの20

上記の2頭を検討しています。簡単に2頭について紹介しようと思うよ。


①シャンブルドットの20(一口募集価格 56,000円 牝馬)
父キズナ 母シャンブルドット 母父ロペデヴェガ

父は2013年の日本ダービー勝ち馬。その他重賞は毎日杯(G3)、フランスのニエル賞(G2)、産経大阪杯(G2 現大阪杯)を勝利。凱旋門賞にも出走し4着。産駒には天皇賞・春2着のディープボンド、ニュージーランドトロフィー勝ち馬バスラットレオン、チューリップ賞、紫苑ステークス勝ち馬のマルターズディオサ等がいるね。最近の活躍馬にキズナ産駒がじわじわ出てきている印象だね。

母父ロペデヴェガは仏ダービーの勝ち馬でその父は仏ダービー、仏2000ギニーをはじめとして7戦6勝という成績をおさめ、2歳時は全欧2歳牡馬チャンピオンとなったシャマーダル。シャマーダルの牝系はサニーコーヴ牝系でネオユニヴァースやドバイワールドカップ勝ち馬のストリートクライを輩出。

キズナ産駒は上がりのかかる馬場を比較的こなす印象があり、シャンブルドットの血統もまた欧州のタフな馬場をこなしてきた血統ということになる。

バリバリの高速馬場でやりあうのはやや分が悪いのかもしれないけれど、オークスを狙うには期待できそうだと感じたよ。

②スウェアトウショウの20(一口募集価格 36,000円 牝馬)
父リオンディーズ 母スウェアトウショウ 母父ディープインパクト

父は2015年の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬で弥生賞2着、皐月賞5着(降着)、日本ダービー5着となった後、神戸新聞杯出走に向けて準備が進められていたけれど、屈腱炎を発症、重症化し引退を余儀なくされたよ。名血キングカメハメハ、シーザリオの血を引く良血なだけあって期待はされていただろうね。現在は種牡馬としてブリーダーズスタリオンステーションで供用されている。

祖母のタバサトウショウは名牝スイープトウショウの母。牝系は「トウショウ」の冠を引き継ぐトウショウ牧場の系譜の馬。タバサトウショウの母父トウショウボーイは1976年~1977年に皐月賞、有馬記念、宝塚記念を勝つなどし、この年代の活躍馬だね。
スウェアトウショウの20自身はサンデーサイレンス3×4の組み合わせがあり、「奇跡の血量」を持っている。半兄には皐月賞4着だったアドマイヤハダル(父ロードカナロア)がいるね。

注目したいのはリオンディーズは社台スタリオンステーションでの供用ではないこと。この2者の関係は書き出すと長くなるから各者のホームページ等を見ていただきたのだけれど、要するに社台>ブリーダーズといった構造になっている。社台スタリオンステーションでは、ロードカナロアやドゥラメンテ、エピファネイア、過去にはディープインパクトやハーツクライの供用も行っていた最大手の牧場だね。

にもかかわらず、リオンディーズ産駒は一枚規模の劣るブリーダーズスタリオンステーションでの供用ともあり、募集価格も比較的低めのものが多い印象。今後活躍馬が多く出そうな予感は私個人的にはすると思う。

上記2頭を申し込むことにしたよ。🐻💕

以下、検討はしたものの出資しないことにした馬

・カリンバの20(一口募集価格 60,000円 牝馬)
父エピファネイア 母カリンバ 母父ルーラシップ

・スペシャルグルーヴの20(一口募集価格 48,000円 牝馬)
父ドレフォン 母スペシャルグルーヴ 母父スペシャルウィーク

以上が出資検討馬の紹介でした。🐻💕

次回は仮登録期間終了後のお話、もしくは他のクラブのカタログ請求も考えているので、そちらの紹介をしようかと思います。

ここまで読んでいただいた皆さま、ありがとうございました。🐻💕

【おまけ】

ここからは、私が出資馬を選ぶにあたって参考にした書籍を紹介するよ。
やっぱり馬の能力を予測するには血統は不可欠。もちろん、強かった馬の全きょうだいが強いということは必ずしもそうではないのだけれど、近い能力を発揮できる可能性は高い。だから、私は下記の書籍で血統を勉強したよ。実際は現在進行形だけどね。





一番初めに手にしたのは亀谷敬正氏の『血統の教科書』。よく耳にする血統の系統やどういったレース条件で力を発揮するのかが、競馬初心者にとてもわかりやすく書かれていたよ。競馬歴の長い人にとっては無用の長物かもしれないけれど、これから血統について学ぼうと考えている人にとってはとてもいい書籍だと感じたよ。🐻💕

『覚えておきたい世界の牝系100』はかなりマニアックな書籍だと思ったよ。基本的には牝系の有名な馬の血統表、活躍馬、牝系図の構成が1頭につき2ページにわたって書かれている。これを覚えきるのは至難の業だから、気になった牝系だけピックアップして読むのがいいと思ったよ。

『種牡馬事典』はその名の通り現在供用されている種牡馬すべてについて網羅されているよ。各種牡馬の紹介から、産駒の紹介、どの競馬場で、どの馬場条件で、どの距離で走る傾向があるかが書かれていて、出資馬選びだけでなく、馬券検討にも役立つ情報が書かれていたよ。ただし、この書籍は毎年更新されるから、ドレフォン、キタサンブラックなどの今年度から産駒デビューした馬については掲載されていないので注意が必要だよ。

競走馬の血統や馬の系譜が気になった人はぜひ手に取って読んでみてくださいね。🐻💕


こんにちは。ちなつです。🐻💕

今回は私が競馬関係で今非常に悩んでいる(いい意味で)ことがあります。

それが、一口馬主。


一口馬主とはクラブが提供する馬に出資し、馬のデビューから引退までを1人の馬主として見守るものだね。そして、出資馬が勝った時は賞金から諸々を引いた分配金が配当されるというもの。(かなりざっくりだよ。)

各クラブの特徴や、詳しいことはドジさんという方がnoteで紹介されているので、そちらをご覧いただければと思います。🐻💕

ドジさんのnote→https://note.com/dojichan

さて、私事に戻るけど、私が出資を検討しているのはシルクホースクラブ。
アーモンドアイをはじめ、インディチャンプ、グローリーヴェイズ、サリオス等、クラシックや古馬G1の一線級を戦っているような馬も輩出している名門クラブだね。

ひとまず、カタログを請求してみたよ。

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とてもお洒落なカタログだね。🐻💕

紙もかなり上質で高級感たっぷりの冊子だよ。(儲かってるのかな?)

さて、カタログをペラペラ見てみるよ。

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募集馬の紹介だけかな?と思ったけれど、馬そのものに関する情報も載っているね。競馬に関わらず、生物学初心者にも分かりやすく馬の体の部位について解説されているのがいいと思ったよ。


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メインの募集馬のページだね。血統、適正等が分かりやすく書いてあるよ。これがすべてではないだろうけど、ここから深堀して自分で調べるきっかけにできるね。


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種牡馬の解説のページだよ。募集馬の父親、母父についても簡単な成績解説や産駒が書かれているよ。

そして1番気になる必要経費。

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経費の仕組みは私はとても複雑に捉えていたけれど、以外にもシンプルで驚いたよ。

Twitterなどで情報はある程度仕入れていたけれど、公式カタログで見るととても分かりやすかったね。

シルクホースクラブに関して簡単に言うと、

〇初期費用
入会金 11000円
出資馬の一口額 50000円(カタログの例)

〇毎月の経費
会費 3300円
馬の維持費 一頭につき約1200円

〇保険(年1回)
1500円(毎年12月)

が全体の経費だね。初期費用こそかかるけれど、毎月は4500円程度の出費なんだよね。想像していたよりよっぽど敷居が低いね。

もちろん、出資馬が増えれば増えるほど維持費はかかるのだけれど、始めは出資するとしたら一頭だけになるだろうから、最低限になるかな。

出資馬の仮登録が7月26日から始まるから、ひとまずそれまでに出資したい、と思った馬の目星を付けていこうかな。🐻💕

次回は出資を検討している馬について紹介しようと思います。

ここまで読んでくれた皆さま、ありがとうございました。🐻💕



【おまけ

一口馬主を検討するにあたって、馬体や、動きのことをちゃんと知りたい!という思いのある人もいるかもしれないね。実際にクラブは募集馬を動画で紹介もしているから、出資馬選びで身体の動きを観察することは非常に重要。実際私もそうだったのだけれど、一口馬主を検討する前から、下記の書籍を参考にしています。


少し値段は高くて、書いてあることもやや専門的なのだけれど、競馬を「学問」したい人にはおすすめです。

『馬体は語る』の方はかなり読みやすくて、初心者にも競馬とリンクした内容になっていて、『馬の動き』、『馬のバイオメカニクス』は競馬だけでなく乗馬や生物学的な学習にも向いています。

よろしければ、ぜひ手に取って読んで見てくださいね。🐻💕

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こんばんは。ちなつです。🐻💕

今回は私がしている競馬に関して行なっている学習方法について紹介しようと思うよ。

ひとつ先に言わせてもらうのだけれど、私は競馬を始めて1年少しの初心者。

noteでは競馬予想やレースの振り返りをしているけれど、的中できるレースもまだまだ少ない。

資金も潤沢にあるわけではないので、購入金額もわずかなものばかりなんだ。

それでも、競馬をもっと楽しみたい、的中できるレースを増やしたいという思いで競馬と向き合っています。

なので、これをやったから的中率が上がる!回収率が向上する!といったことは言えないのだけれど、何か皆さまのきっかけになればいいなと思い、紹介します。🐻💕

まず、私が競馬を始めた初期において、学習する上で参考にした書籍を紹介するよ。


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上記の2冊を参考にしているよ。今となっては愛読書だね。🐻💕

一冊ずつどのような内容か、簡単に概要を説明するね。


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まずは『競馬の教科書』。著者は玉嶋亮氏。Twitterでも競馬に関する情報発信をされている方だね。

この書籍は自費で出版されている書籍なんだ。だから、出版社の事情や、一般的な記者の概念にとらわれず、競馬についての見解が書かれているということが前提だよ。

一般的に競馬を予想する上で重要視されるファクターとして「血統」「調教タイム」「調教師コメント」などがあると思うけれど、平たく言うと、それらのファクターを「軽視」する方向の考え方だね。この時点でかなり驚かれる人が多いかと思うけれど、私にとってはすごく新鮮で斬新な発想だと感じたよ。というのも、「誰もが持ちうる情報のみで競馬は勝てない」「これらのファクターをものにするには莫大な時間を要する」という考えが著者の根底にあるからなんだ。

そこで、著者が重要視しているファクターとして、「コーナリング能力」があげられる。普通の競馬新聞やスポーツ紙などでは一切触れられないようなファクター。ここに著者の予想の神髄があると私は思っている。

著者も文中で述べていることだけれど、「コーナリングを制する者は競馬を制する」という表現がしばしばなされている。

競馬場によって、コーナーの角度や緩急は異なってくる。予想するレースに出走する馬はその競馬場にあったコーナリング能力を持ち合わせているか。これらを過去のレース映像を見ながら徹底検証する。これが軸となる競馬予想だと私は理解したよ。何よりも「過去のレース映像」を見るということが非常に大事で、この予想ファクターも「レースを見る」ことから導き出されている。私がレース映像を見直す習慣ができたのも、この書籍を読んでからだと思う。

もちろん、コーナリング能力という視点でもレースを分析するよう心がけるようにはなったけれど、難しいファクターだと感じている所存だね。まだまだ修行が足りないよ。😨

この本は、いわゆる記者や競馬関係者に縛られない独自の視点から著作されているから、下手に馬券購入をあおる文句や、「万馬券が当たる」などといったチープなうたい文句が使用されていない。何物にも忖度しない観点で語られているから、競馬を長く続けている人でも気づくことが多いかなと思ったよ。

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二冊目は『穴パターン辞典』。著者はメシ馬氏。メディアや競馬サイトでの予想などで活躍されている人だね。

この書籍では穴パターンというだけあって、人気やオッズに左右されない、そのレースで走る馬の見つけ方について、27のパターンで記載されているよ。

こちらは競馬を長くやっている人にとっては「そんな考え方、当たり前じゃない?」と思う箇所があるかもしれないけれど、競馬初心者の私にとっては予想の仕方、そして予想の整理をするうえで欠かせない本だと思ったよ。よく「あ、この考え方このレースの予想で使えてたらとれたじゃん」ということがあるかと思うけれど、この本はその「考え方」をかなり網羅していると感じたよ。

例えば、芝からダート替わりの馬を狙うか否かの考え方や、前残りで差し損ねた馬の狙い方等、「そういえば前はこうだったから、今回こうなるよね」という何事にも共通する学習パターンから競馬を紐解くことができるような構成になっているのが私にとって好印象だったね。

穴馬を見抜く方法、というより、そのレースで好走する馬を見抜く考え方を学ぶことができる本。ベストセラーになったこともあるだけあって、非常にわかりやすかったよ。

ただ、この書籍は2018年初版なので、用いているデータがやや古いところがあるから、そこだけ要注意だよ。

〇まとめ
私は最初に競馬を知る上で、上記の2冊を参考にしました。初心者向けの競馬の攻略法が書かれた本はほかにもあると思いますが、「血統」などの特定の予想ファクターに特化した本以外はこの二冊を何度も読み返しています。競馬関係の書籍に限らず、同じ本を何度も読み返すことで、新たな発見があります。この記事を読んでいただいた方も、自分のいいと思った書籍については何度も読み返してみてください。もし今回私が紹介した本にご興味が出た場合は、上記のリンクからもご購入できますので、ぜひ読んでみてくださいね。必ずしも馬券が当たるようになるとは言えませんが、競馬について考えるヒント、ご自身の競馬の予想について整理をするヒントになるかもしれません。

今回はこのあたりで締めさせてもらうよ。ここまでお読みいただいた皆さま、ありがとうございました。🐻💕

note(ちなつの競馬メモ)→https://note.com/timatsu_memo

Twitter(ちなつ@ストちゃん🐻💕)→https://twitter.com/08dA2npepP0naU0







こんにちは。ちなおと申します。

このたびブログを始めてみました。

普段はTwitterやnoteで競馬にまつわる情報発信や、競馬YouTuberのストマック(以下、ストちゃん)の応援をしたりしています。競馬は2020年、アーモンドアイの勝ったヴィクトリアマイルから始めました。

ブログの方では、もう少し競馬を学問チックに分析してみようかと思います。

noteとの使い分けとしては

note→コラム的な感じで思ったことと、競馬予想とレースの振り返り

ブログ→書籍などの文献に基づいた競馬の知識に関するお話

と言った感じでやっていこうと思います。

あくまで私の中での使い分けなので、読んでくださる皆さまはお気軽にご覧いただければと思います。

それでは、よろしくお願いいたします。

note→https://note.com/timatsu_memo


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