こんばんは。ちなつです。🐻💕
今回は『一口馬主 検討記#1 https://tinamakku.ldblog.jp/archives/9513080.html』の続きだよ。
7月26日(月)からシルクホースクラブの仮登録が始まったね。
期限は8月4日まであるとはいえ、のんびりしていたら失念していまいそうだから、事前に目星を付けていた馬を登録してみるよ。
その前に、私の出資を検討する上での条件をいくつか書こうと思うよ。
1 一口額は6万円まで
一口額は馬によって異なるね。今年の募集馬で1番高額なのは16万円だったかな。いわゆる、良血馬の募集価格は高くなるよね。
分割払いが出来るにしろ、さすがに私もそんなに高い馬には出資できないから、自分の懐事情に見合った一口額ということで1つ目の条件とするよ。
2 無理に出資しない
出資する上で、シルクホースクラブの場合、募集口数は500口と限られている。そのうち300口は実績による優先枠のようなものだから、私のような今から入会を考えている人は残りの200口を取り合う形になる。
もちろん、応募が多かったら抽選になるのだけれど、抽選で落とされたらどうしよう、ということで出資検討馬を多く選びすぎないようにしようと思うよ。あくまで最初に決めた数頭で登録を行うよ。
この2点を私の中での決め事として、一口馬主に挑戦してみようと思います。
さて、次に実際に出資を検討している馬を紹介するよ。
①シャンブルドットの20
②スウェアトウショウの20
上記の2頭を検討しています。簡単に2頭について紹介しようと思うよ。
①シャンブルドットの20(一口募集価格 56,000円 牝馬)
父キズナ 母シャンブルドット 母父ロペデヴェガ
父は2013年の日本ダービー勝ち馬。その他重賞は毎日杯(G3)、フランスのニエル賞(G2)、産経大阪杯(G2 現大阪杯)を勝利。凱旋門賞にも出走し4着。産駒には天皇賞・春2着のディープボンド、ニュージーランドトロフィー勝ち馬バスラットレオン、チューリップ賞、紫苑ステークス勝ち馬のマルターズディオサ等がいるね。最近の活躍馬にキズナ産駒がじわじわ出てきている印象だね。
母父ロペデヴェガは仏ダービーの勝ち馬でその父は仏ダービー、仏2000ギニーをはじめとして7戦6勝という成績をおさめ、2歳時は全欧2歳牡馬チャンピオンとなったシャマーダル。シャマーダルの牝系はサニーコーヴ牝系でネオユニヴァースやドバイワールドカップ勝ち馬のストリートクライを輩出。
キズナ産駒は上がりのかかる馬場を比較的こなす印象があり、シャンブルドットの血統もまた欧州のタフな馬場をこなしてきた血統ということになる。
バリバリの高速馬場でやりあうのはやや分が悪いのかもしれないけれど、オークスを狙うには期待できそうだと感じたよ。
②スウェアトウショウの20(一口募集価格 36,000円 牝馬)
父リオンディーズ 母スウェアトウショウ 母父ディープインパクト
父は2015年の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬で弥生賞2着、皐月賞5着(降着)、日本ダービー5着となった後、神戸新聞杯出走に向けて準備が進められていたけれど、屈腱炎を発症、重症化し引退を余儀なくされたよ。名血キングカメハメハ、シーザリオの血を引く良血なだけあって期待はされていただろうね。現在は種牡馬としてブリーダーズスタリオンステーションで供用されている。
祖母のタバサトウショウは名牝スイープトウショウの母。牝系は「トウショウ」の冠を引き継ぐトウショウ牧場の系譜の馬。タバサトウショウの母父トウショウボーイは1976年~1977年に皐月賞、有馬記念、宝塚記念を勝つなどし、この年代の活躍馬だね。
スウェアトウショウの20自身はサンデーサイレンス3×4の組み合わせがあり、「奇跡の血量」を持っている。半兄には皐月賞4着だったアドマイヤハダル(父ロードカナロア)がいるね。
注目したいのはリオンディーズは社台スタリオンステーションでの供用ではないこと。この2者の関係は書き出すと長くなるから各者のホームページ等を見ていただきたのだけれど、要するに社台>ブリーダーズといった構造になっている。社台スタリオンステーションでは、ロードカナロアやドゥラメンテ、エピファネイア、過去にはディープインパクトやハーツクライの供用も行っていた最大手の牧場だね。
にもかかわらず、リオンディーズ産駒は一枚規模の劣るブリーダーズスタリオンステーションでの供用ともあり、募集価格も比較的低めのものが多い印象。今後活躍馬が多く出そうな予感は私個人的にはすると思う。
上記2頭を申し込むことにしたよ。🐻💕
以下、検討はしたものの出資しないことにした馬
・カリンバの20(一口募集価格 60,000円 牝馬)
父エピファネイア 母カリンバ 母父ルーラシップ
・スペシャルグルーヴの20(一口募集価格 48,000円 牝馬)
父ドレフォン 母スペシャルグルーヴ 母父スペシャルウィーク
以上が出資検討馬の紹介でした。🐻💕
次回は仮登録期間終了後のお話、もしくは他のクラブのカタログ請求も考えているので、そちらの紹介をしようかと思います。
ここまで読んでいただいた皆さま、ありがとうございました。🐻💕
【おまけ】
ここからは、私が出資馬を選ぶにあたって参考にした書籍を紹介するよ。
やっぱり馬の能力を予測するには血統は不可欠。もちろん、強かった馬の全きょうだいが強いということは必ずしもそうではないのだけれど、近い能力を発揮できる可能性は高い。だから、私は下記の書籍で血統を勉強したよ。実際は現在進行形だけどね。
一番初めに手にしたのは亀谷敬正氏の『血統の教科書』。よく耳にする血統の系統やどういったレース条件で力を発揮するのかが、競馬初心者にとてもわかりやすく書かれていたよ。競馬歴の長い人にとっては無用の長物かもしれないけれど、これから血統について学ぼうと考えている人にとってはとてもいい書籍だと感じたよ。🐻💕
『覚えておきたい世界の牝系100』はかなりマニアックな書籍だと思ったよ。基本的には牝系の有名な馬の血統表、活躍馬、牝系図の構成が1頭につき2ページにわたって書かれている。これを覚えきるのは至難の業だから、気になった牝系だけピックアップして読むのがいいと思ったよ。
『種牡馬事典』はその名の通り現在供用されている種牡馬すべてについて網羅されているよ。各種牡馬の紹介から、産駒の紹介、どの競馬場で、どの馬場条件で、どの距離で走る傾向があるかが書かれていて、出資馬選びだけでなく、馬券検討にも役立つ情報が書かれていたよ。ただし、この書籍は毎年更新されるから、ドレフォン、キタサンブラックなどの今年度から産駒デビューした馬については掲載されていないので注意が必要だよ。
競走馬の血統や馬の系譜が気になった人はぜひ手に取って読んでみてくださいね。🐻💕
今回は『一口馬主 検討記#1 https://tinamakku.ldblog.jp/archives/9513080.html』の続きだよ。
7月26日(月)からシルクホースクラブの仮登録が始まったね。
期限は8月4日まであるとはいえ、のんびりしていたら失念していまいそうだから、事前に目星を付けていた馬を登録してみるよ。
その前に、私の出資を検討する上での条件をいくつか書こうと思うよ。
1 一口額は6万円まで
一口額は馬によって異なるね。今年の募集馬で1番高額なのは16万円だったかな。いわゆる、良血馬の募集価格は高くなるよね。
分割払いが出来るにしろ、さすがに私もそんなに高い馬には出資できないから、自分の懐事情に見合った一口額ということで1つ目の条件とするよ。
2 無理に出資しない
出資する上で、シルクホースクラブの場合、募集口数は500口と限られている。そのうち300口は実績による優先枠のようなものだから、私のような今から入会を考えている人は残りの200口を取り合う形になる。
もちろん、応募が多かったら抽選になるのだけれど、抽選で落とされたらどうしよう、ということで出資検討馬を多く選びすぎないようにしようと思うよ。あくまで最初に決めた数頭で登録を行うよ。
この2点を私の中での決め事として、一口馬主に挑戦してみようと思います。
さて、次に実際に出資を検討している馬を紹介するよ。
①シャンブルドットの20
②スウェアトウショウの20
上記の2頭を検討しています。簡単に2頭について紹介しようと思うよ。
①シャンブルドットの20(一口募集価格 56,000円 牝馬)
父キズナ 母シャンブルドット 母父ロペデヴェガ
父は2013年の日本ダービー勝ち馬。その他重賞は毎日杯(G3)、フランスのニエル賞(G2)、産経大阪杯(G2 現大阪杯)を勝利。凱旋門賞にも出走し4着。産駒には天皇賞・春2着のディープボンド、ニュージーランドトロフィー勝ち馬バスラットレオン、チューリップ賞、紫苑ステークス勝ち馬のマルターズディオサ等がいるね。最近の活躍馬にキズナ産駒がじわじわ出てきている印象だね。
母父ロペデヴェガは仏ダービーの勝ち馬でその父は仏ダービー、仏2000ギニーをはじめとして7戦6勝という成績をおさめ、2歳時は全欧2歳牡馬チャンピオンとなったシャマーダル。シャマーダルの牝系はサニーコーヴ牝系でネオユニヴァースやドバイワールドカップ勝ち馬のストリートクライを輩出。
キズナ産駒は上がりのかかる馬場を比較的こなす印象があり、シャンブルドットの血統もまた欧州のタフな馬場をこなしてきた血統ということになる。
バリバリの高速馬場でやりあうのはやや分が悪いのかもしれないけれど、オークスを狙うには期待できそうだと感じたよ。
②スウェアトウショウの20(一口募集価格 36,000円 牝馬)
父リオンディーズ 母スウェアトウショウ 母父ディープインパクト
父は2015年の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬で弥生賞2着、皐月賞5着(降着)、日本ダービー5着となった後、神戸新聞杯出走に向けて準備が進められていたけれど、屈腱炎を発症、重症化し引退を余儀なくされたよ。名血キングカメハメハ、シーザリオの血を引く良血なだけあって期待はされていただろうね。現在は種牡馬としてブリーダーズスタリオンステーションで供用されている。
祖母のタバサトウショウは名牝スイープトウショウの母。牝系は「トウショウ」の冠を引き継ぐトウショウ牧場の系譜の馬。タバサトウショウの母父トウショウボーイは1976年~1977年に皐月賞、有馬記念、宝塚記念を勝つなどし、この年代の活躍馬だね。
スウェアトウショウの20自身はサンデーサイレンス3×4の組み合わせがあり、「奇跡の血量」を持っている。半兄には皐月賞4着だったアドマイヤハダル(父ロードカナロア)がいるね。
注目したいのはリオンディーズは社台スタリオンステーションでの供用ではないこと。この2者の関係は書き出すと長くなるから各者のホームページ等を見ていただきたのだけれど、要するに社台>ブリーダーズといった構造になっている。社台スタリオンステーションでは、ロードカナロアやドゥラメンテ、エピファネイア、過去にはディープインパクトやハーツクライの供用も行っていた最大手の牧場だね。
にもかかわらず、リオンディーズ産駒は一枚規模の劣るブリーダーズスタリオンステーションでの供用ともあり、募集価格も比較的低めのものが多い印象。今後活躍馬が多く出そうな予感は私個人的にはすると思う。
上記2頭を申し込むことにしたよ。🐻💕
以下、検討はしたものの出資しないことにした馬
・カリンバの20(一口募集価格 60,000円 牝馬)
父エピファネイア 母カリンバ 母父ルーラシップ
・スペシャルグルーヴの20(一口募集価格 48,000円 牝馬)
父ドレフォン 母スペシャルグルーヴ 母父スペシャルウィーク
以上が出資検討馬の紹介でした。🐻💕
次回は仮登録期間終了後のお話、もしくは他のクラブのカタログ請求も考えているので、そちらの紹介をしようかと思います。
ここまで読んでいただいた皆さま、ありがとうございました。🐻💕
【おまけ】
ここからは、私が出資馬を選ぶにあたって参考にした書籍を紹介するよ。
やっぱり馬の能力を予測するには血統は不可欠。もちろん、強かった馬の全きょうだいが強いということは必ずしもそうではないのだけれど、近い能力を発揮できる可能性は高い。だから、私は下記の書籍で血統を勉強したよ。実際は現在進行形だけどね。
一番初めに手にしたのは亀谷敬正氏の『血統の教科書』。よく耳にする血統の系統やどういったレース条件で力を発揮するのかが、競馬初心者にとてもわかりやすく書かれていたよ。競馬歴の長い人にとっては無用の長物かもしれないけれど、これから血統について学ぼうと考えている人にとってはとてもいい書籍だと感じたよ。🐻💕
『覚えておきたい世界の牝系100』はかなりマニアックな書籍だと思ったよ。基本的には牝系の有名な馬の血統表、活躍馬、牝系図の構成が1頭につき2ページにわたって書かれている。これを覚えきるのは至難の業だから、気になった牝系だけピックアップして読むのがいいと思ったよ。
『種牡馬事典』はその名の通り現在供用されている種牡馬すべてについて網羅されているよ。各種牡馬の紹介から、産駒の紹介、どの競馬場で、どの馬場条件で、どの距離で走る傾向があるかが書かれていて、出資馬選びだけでなく、馬券検討にも役立つ情報が書かれていたよ。ただし、この書籍は毎年更新されるから、ドレフォン、キタサンブラックなどの今年度から産駒デビューした馬については掲載されていないので注意が必要だよ。
競走馬の血統や馬の系譜が気になった人はぜひ手に取って読んでみてくださいね。🐻💕