ちなおの競馬ブログ

ちなおと申します。 競馬、一口馬主等に関して思ったこと、感じたことを書き綴っています。 よろしくお願いいたします。

2021年09月

こんにちは、ちなつです。

(この記事はnoteで以前に書いたものを編集したものです。加筆、修正を一部加えての再掲となります。)

競馬予想をする上で、騎手の存在は外せないよね。どの騎手が上手くて、どの騎手がそうでない、それらも重要な予想ファクターになりうる。

騎乗スキルだけでなく、馬主、厩舎との関係も調べたりと、騎手だけでも予想範囲は広い。

今回は”騎手”について、私なりの考えを書いていこうと思うよ。

〇非常に厳しい世界

騎手という職業は私たちの中ではある意味特殊な存在だよね。駅や交差点でよく見かけるスーツを来て営業に向かったり、オフィスでデスクワークをこなす有象無象なサラリーマンとは全く異なる存在。

大観衆を前に登場するスター要素もある。しかし、時には罵声を浴びせられたり、観客席からは呼び捨てで名前を叫ばれたり、何とも言い難い職業だと思うよ。

勝てばたたえられ、負ければ容赦なく罵声を浴びせられる。私だったら人間不信になりそうだけれど、騎手のメンタルは計り知れないものだと思うよ。

〇騎手の魅力

騎手には馬をいかに上手く走らせることができるか、馬の能力を発揮させることができるかが問われるよね。馬券においてはそれが全て。

でも、「かっこいい」とか「キャラクターがいい」とかで騎手のファンになる人もいるよね。

特に最近ではYouTubeや競馬サイトのコラムなどで騎手の一面や日常を見ることができる。こういった感じで、騎手というものが私たちの間で身近に感じることが出来るようになったよね。

でも、身近に見えて、遠い存在。アイドルとはまた違った存在だし、他のスポーツ選手のようにフレンドリー?という感じでもない。

この微妙な距離感の媒体が競馬の”ギャンブル”という要素なんだよね。

私たちは野球やサッカーのように、馬の走りの競い合いをただ見ているだけではない。自らが賭けたいと思ったお金をそのまま支払っている。

だからこそ、私たちは本気で観戦するし、本気で応援するし、本気の感情を出すことになる。競馬に限らずギャンブルは人間の本性が垣間見えるひとつの瞬間だと思うよ。

そんな中で、騎手という存在がある。「お金」と「娯楽」を媒介する存在として「騎手」がいる。もちろん走るのは馬なのだけれど、基本的に私たちがゴール前で声援を送るのは騎手の名前。これも、ごく自然なことだけど、不思議なことだとは思っているよ。

私たちが競馬を嗜む上で、絶妙なポジションに”騎手”はいる。

〇私の好きな騎手

騎手にも色々なタイプがあるよね。とても綺麗なフォームで騎乗をする騎手、ガンガン追ってダイナミックな騎乗をする騎手…など様々だよね。

私もすべての騎手を細かく把握している訳ではないのだけれど、好きな騎手を上げるならば、川田将雅騎手、福永祐一騎手、和田竜二騎手だよ。

川田騎手はとにかくストイックな印象。馬場の綺麗なところと悪いところのギリギリを走るほどの意識の高さ、また、先行意識の高さから馬券購入者からしたら本当に見ていて安心ができるような騎乗をしてくれる。実際にそれが結果に繋がっているのも川田騎手の魅力だね。

福永騎手も、大事なレースの時、休み時間を返上して馬場の様子を自ら確認しに行ったりするほどの熱心さがある。私が競馬を始める前くらいの評価は今より随分低いものだったと聞いているよ。けど、スタートの技術、馬場を読む能力、レース運びはとても上手だと私は思っている。本人も、今が1番充実していると言っているくらいだしね。

和田竜二騎手が好きな理由はとてもシンプルで、勝利騎手インタビューがとても好印象なんだ。🐻💕
最近だと、青葉賞のワンダフルタウンが勝った時のインタビューが新しいけれど、本当に聞いてて心が癒されるインタビューなんだよね。リーディングジョッキー争いからはやや外れているのだけれど、本当に応援したくなる騎手だよ。

単純に騎手としての上手さ、多様さならルメール騎手、武豊騎手、横山典弘騎手が抜けているのだろうけど、私は上記の3人の騎手を今後も応援していくよ。

〇終わりに

今回は”騎手”という存在について取り上げてみたけど、騎手一人一人にエピソードがあり、過去のニュースなどを見れば見るほど感慨深いものを見つけることができるね。

私の個人的な話が多くなってしまったけど、今回はこのあたりで筆を置くよ。ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。🐻💕

【おまけ】

私が競馬において「騎手」の個性を知る際に読んだ書籍だよ。

この書籍では、その騎手がレースにおいてどれくらいの妙味があるのかということが書いてあるだけでなく、冒頭で述べた馬主、厩舎との関係など、競馬における「騎手」に関する拾っておきたい情報が詰まっているよ。騎手も人である以上人脈があり、その脈絡を読むことで、馬券検討にも役立てることができる。その考え方をこの書籍では学んだよ。よろしければ、ぜひ手に取って読んでみてくださいね🐻💕

※年単位で発行されるので、購入される際はご注意ください。過去2年分を読んでみたので、両方紹介しています。



こんにちは。ちなつです。🐻💕

今回は現在一次募集されているキャロットクラブの募集馬で気になる馬を取り上げてみようと思うよ。

キャロットクラブは出資は見送る予定なのだけど、やっぱり気になるものは気になったね。出資を検討されている方は、よろしければご参考いただければと思います。


・一口出資額が10万円以下
・母馬優先対象ではない

この2点を条件として検討してみたよ。


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1.メジロシャレードの20


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1頭目はメジロシャレードの20。「メジロ」の名前を見てピンと来ている人もいるかもしれないね。メジロシャレードの祖母は、1997年オークス、秋華賞、1998年、1999年のエリザベス女王杯を勝利したメジロドーベル。最優秀3.4.5歳牝馬にもそれぞれの年に輝いた。

メジロドーベルからはホウオウイクセル等、現在でも重賞勝ち馬を輩出しているね。

旧メジロ牧場を代表する牝馬とマンハッタンカフェの子どもがメジロシャレード。マンハッタンカフェは大種牡馬サンデーサイレンスの血を受け継ぎ、現役時代は6勝を上げた。

この良血に新種牡馬ドレフォンが組み合わさったメジロシャレードの20は、スラリと脚が長く、すでに完成されつつある体型をしていると感じられたね。


2.ラテアートの20


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2頭目はラテアートの20。父は未完の大器と呼ばれたシルバーステート。ラテアート自身は中央2勝。いずれも短距離戦だね。父のサクラバクシンオーの血を受け継いでいるのかな。近走は短距離戦を主戦場にしているエングレーバーとも祖母のラテルネで繋がっているところがあるね。エングレーバーもプリンシパルステークスでザダルとタイム差なしの2着。現在はオープン入りも果たしているよ。

ラテアートはサンデーレーシングがかつて所有し、一口募集額は30万円となかなかの高額な馬だったみたいだね。
腹袋がふっくらとしていて、胴も短いから、どちらかというとマイル以下での活躍になるのかな。足も短くていかにも短距離志向に見えるよ。

そこにシルバーステートの素軽さが加わりどのように成長するか。その見極めが重要だね。

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以上の2頭がキャロットクラブの中で、私が気になった馬だよ。

今年は出資を見送るけれど、いつかは出資できるくらい余裕ができるといいな。🐻💕

今回はここまでです。ご覧いただき、ありがとうございました。🐻💕






【おまけ】

ここからは、私が出資馬を選ぶにあたって参考にした書籍を紹介するよ。
やっぱり馬の能力を予測するには血統は不可欠。もちろん、強かった馬の全きょうだいが強いということは必ずしもそうではないのだけれど、近い能力を発揮できる可能性は高い。だから、私は下記の書籍で血統を勉強したよ。実際は現在進行形だけどね。




一番初めに手にしたのは亀谷敬正氏の『血統の教科書』。よく耳にする血統の系統やどういったレース条件で力を発揮するのかが、競馬初心者にとてもわかりやすく書かれていたよ。競馬歴の長い人にとっては無用の長物かもしれないけれど、これから血統について学ぼうと考えている人にとってはとてもいい書籍だと感じたよ。🐻💕

『覚えておきたい世界の牝系100』はかなりマニアックな書籍だと思ったよ。基本的には牝系の有名な馬の血統表、活躍馬、牝系図の構成が1頭につき2ページにわたって書かれている。これを覚えきるのは至難の業だから、気になった牝系だけピックアップして読むのがいいと思ったよ。

『種牡馬事典』はその名の通り現在供用されている種牡馬すべてについて網羅されているよ。各種牡馬の紹介から、産駒の紹介、どの競馬場で、どの馬場条件で、どの距離で走る傾向があるかが書かれていて、出資馬選びだけでなく、馬券検討にも役立つ情報が書かれていたよ。ただし、この書籍は毎年更新されるから、ドレフォン、キタサンブラックなどの今年度から産駒デビューした馬については掲載されていないので注意が必要だよ。

競走馬の血統や馬の系譜が気になった人はぜひ手に取って読んでみてくださいね。🐻💕


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