ちなおの競馬ブログ

ちなおと申します。 競馬、一口馬主等に関して思ったこと、感じたことを書き綴っています。 よろしくお願いいたします。

2022年02月

阪急杯

◉⑨タイセイビジョン

阪神カップ4着からの参戦。4コーナーで故障したベストアクターの後退に巻き込まれるトラブルがあり、かつ外差し馬場の中、内に進路を取る直線のレース運びとなったけれど鋭く伸びていた。セントウルSはゲートでぶつかりタイミング遅れ、スプリンターズSはメイケイエールの逃避・斜行による不利と、近走の凡走は不利によるものが目立つけれど、終いの脚は堅実に使えているし、ある程度のポジションで折り合えばCBC賞のような速いタイムになっても上位に来れたように好走は出来そう。末脚の安定感だとエイティーンガールにも言えることだけれど、過去10年の勝ち馬でキャリア20戦以上していた馬は2頭のみで、この傾向からもタイセイビジョンを上位に取ることにするよ。


中山記念

◉⑮ダノンザキッド

前走のマイルCSでは3着に好走。この時のラスト3ハロンは11.1-10.7-11.5と上がり勝負となった。2走前の富士Sで4着だった時は逆に11.3-11.5-11.7の減速ラップとなり、質の異なるレースであった。もう一点異なる点として、ラップが速くなるタイミングが違っていた。

富士S

12.0-11.2-12.1-11.7-11.7-11.3-11.5-11.7

マイルCS

12.5-11.2-11.9-12.0-11.7-11.1-10.7-11.5

富士Sは4ハロン目で既にスパートが開始されているけれど、マイルCSは4ハロン目で逆に緩んでいる。

富士Sは骨折による休養明けで状態に関しては半信半疑だったけれど、この消耗戦を4着、また次走で質の異なる上がり勝負のレース、かつメンバーレベルがかなり上がった中で3着に好走しているというのは、個人的にはかなり評価したいね。

今回の中山記念は前に行きたい馬が数頭いることから、ペースはやや流れそう。引き締まったマイルの流れを経験が生きてくるかと思うよ。

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以上、日曜日の2重賞の予想をしてみました!


皆様の予想の一助になると幸いです。


※基本的に単複馬券を想定した予想になります。同じく単複勝負や買い目の抑え等を検討される時の参考としてご覧いただけると幸いです。


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ちなおからこんにちは😀

今回は私が昨年から実践している若駒戦、特に2、3歳重賞において軸としている予想方法について書いていこうと思います。

内容的には初心者向けのものになるかと思いますが、よろしければ、ぜひ参考にしてみてください😘👍

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第一回

 対戦してきた相手関係を見る


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1 対戦してきた相手関係を見る

まずは出馬表を見てみましょう。

Capture+_2022-02-08-07-58-11

引用 netkeiba様より

今回は2021年の東スポ杯2歳Sを例で解説していきます。以下、基準日は東スポ杯の行われた11月20日とします。

まずは1番人気想定のイクイノックスを見てみましょう。

Capture+_2022-02-08-13-08-27

2着のメンアットワークに1秒差の6馬身差をつける圧勝で勝利していますね。そこで勝った相手の次走を見てみます。

2着メンアットワーク→次走3着→8着🤔
3着サークルオブライフ→次走勝利→アルテミスS勝利
4着サトノヘリオス→次走勝利(レコード)
………

とこんな感じで対戦した馬の次走を辿ってみます。イクイノックスの新馬戦は倒した相手も次走好走しており、かなりレベルが高かったと推察できますね。

2番人気だったレッドベルアームですが、新馬戦は

2着アランヴェリテ→次走2着も勝ち上がりまで6戦🤔
3着ショウナンナダル→次走3着
4着ローマンネイチャー→次走なし
5着キラーアビリティ→次走勝利→萩Sはダノンスコーピオンの2着


とまずまず。一旦保留。

3番人気だったアルナシームは前走新馬戦で、

2着ブラックボイス→次走勝利→アイビーS4着🤔
3着マイネルシーマー→次走4着→まだ勝利できず🤔
4着ウインアウォード→次走4着→その次走勝利
……

やや微妙ですね。

そこで目に止まったのが4番人気のアサヒ。新馬戦は、2着に敗れるも、勝利したのは札幌2歳Sを勝利するジオグリフ。3着は後にアイビーSを3着のアスクビクターモアとかなりのハイレベルな一戦だった。もう少し見てみると、次走の未勝利戦。

Capture+_2022-02-21-12-35-56


新馬戦で先着したアスクビクターモアに0.2秒差で敗れてしまいましたが、3着には5馬身差をつける強い先着ぶりを見せています。

そして次走、勝ち上がった時のメンバーの確認をします。

2着ギャラクシーナイト→次走8着🤔
3着フォーグッド→次走2着
4着エテルナ→次走3着
6着コンクエスト→次走勝利


比較的良成績ですね。ここまで来たら狙ってみたいと思い、見てみたら4番人気と意外と妙味がありそう。結果は2着でしっかりと好走してくれました。


まずはこういった感じで成績と相手関係を整理してみましょう!そうすると人気に関わらず見えてくる馬がいることでしょう。

今回はここまでです。ご覧いただきありがとうございました!次回は「レースラップ」について取り上げようと思います。



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阪神10R

◉③シャーレイポピー

前走の甲東特別(阪神芝1600m)は前半36.0秒、後半34.6秒の後傾ラップで、中盤600mから1400mまでが12.2-11.8-11.6-11.4-11.3とかなりタイトな加速ラップを刻んでいた。そんな中3番手に先行して上がり2位の33.6秒の末脚を使って更に加速している強い競馬を見せた。阪神マイルは3-0-0-1と最も結果が出ているし、ここでも勝ち切りを。

〇⑤ディヴィーナ

前走、2走前と中京芝1600m戦で2連勝をしているけれど、いずれも中間のペースの異なる質のレースだった。2走前は中間が11秒台のラップが続く持続力勝負、前走は中盤が12秒台が続き、ラスト3ハロンが急に速くなるスローからの末脚勝負のレースだったけれど、いずれにも対応して勝利しているのは好印象。舞台変わりの昇級戦でも期待。


東京10R

◉①ソルドラード

前走のノベンバーSでは後に東京新聞杯を強い勝ち方をするイルーシヴパンサーと0.2秒差の3着。上がりもイルーシヴパンサーに次ぐ2位の34.2秒の末脚を使っていた。すぐ外にテーオーラフィットがおり、外に出せず内を通らざるを得ず、外差し馬場の中、狭い内を通ってこの脚色だったので評価できる内容かと思う。

〇②グランオフィシエ

東京芝2000mは3-1-0-0とオール連対で舞台適性は申し分ないかと思う。ここは軽視したくはないかな。


小倉11R(小倉大賞典)

◉⑧ヴァイスメテオール

前走の菊花賞は前日輸送で馬体重を減らし、当日は入れ込んでしまう。今回は輸送も2段階輸送で気持ち的にはかなりゆとりを持たせている印象だね。前走後の丸山騎手のコメントで「もう少し軟らかい馬場の方がよかった」とあるように、ラジオNIKKEI賞を勝利した時のように渋った馬場がこの馬には合いそう。小倉競馬場は雨予報で土曜日時点では重馬場。小回りコースもこなしているし、小倉競馬場は初めてだけれど、舞台適性はありそうだね。軟らかい馬場でも速い上がりを使えているし、内を避ける外差し馬場の今の小倉芝のトラックバイアス的にも脚質は合うかと思う。

〇⑫ランブリングアレー

前走のエリザベス女王杯はポジションもよく直線に向いた時もいい形で抜け出すことができたけれど、案外伸びずじまいの9着。レース後吉田隼騎手は距離を指摘しており、2200mはやや長かったのかもしれない。それでも着順の割には着差は1秒以内にとどまっているし、適性外の距離でも健闘している様子はうかがえる。不良馬場の中山牝馬Sで勝利ししているように、馬場が重くなっても走ることができるし、改めて期待してみたい。


阪神11R

◉⑥リュウノユキナ

ダート1200mならこの馬は外せないかな。前走のカペラSではトップハンデの57kgを背負いながらも5番手でモズスーパーフレアが前半32.8秒で飛ばす中を先行し、ラスト3ハロンは11.9-12.0-12.8(36.7秒)のバテバテのラップを36.3秒の上がりで差し込んでいるのは好印象。

〇⑯ジャスティン

前走の根岸Sは逃げて自らハイペースを刻んでクビ差4着まで粘り切る競馬だった。一昨年のカペラSでは58kgの斤量を背負ってレッドルゼルに勝利しているし、昨年は海外挑戦や芝レース等などで結果が出ていないタイミングはあったけれど、復調はうかがえる。外枠でスムーズな競馬もできそうだし、ここは抑えておく。

▲⑫スマートアルタイル

ペースが速くなって先行勢が総崩れした場合を想定して、この馬も抑えておく。阪神ダート1200mは馬場不問で堅実に走っているし、安定した末脚が使えているのも好材料。


東京11R(フェブラリーS)

◉⑤レッドルゼル

昨年のフェブラリーS4着馬でかつ昨年の私の本命馬だったね😨
それはどうでも良くて、昨年のフェブラリーSは鬼門の大外8枠16番ということで、川田騎手が何度も公言している「1600mは長い」に追い討ちがかかる枠順だった。今年は3枠5番というかなりの好枠で、何とかロスの少ない競馬ができるポジションを取ることができそう。前走のJBCスプリントは砂の深い内を突いて、上がり最速の35.2秒の末脚を使って他馬を突き放す強い競馬を見せた。フェブラリーSにおいて1600m実績の無い馬は苦戦を強いられている傾向にあるけれど、「安定した上がりの速さ」「後方過ぎないポジション取りができそうな枠順」という好材料が揃っているので、昨年に引き続き本命とするよ。



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以上、2月20日のWIN5の予想をしてみました!今年最初の中央G1を的中させるとともにWIN5も当たりますように😘👍


皆様の予想の一助にもなると幸いです。


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京都牝馬S

◉⑪ギルデッドミラー

昨年の同舞台で行われた京都牝馬S2着馬だね。阪神芝は1-2-0-4と成績的には微妙だけれど、2年前のリゲルSの14着0.9秒差以外は着差が全て0.5秒差以内に留まっている。スワンSは馬群に揉まれてごちゃつく競馬になったけれど、前走のターコイズSでは外枠からリズム良く競馬ができ、上がり3位の35.6秒の末脚を使って3着。1200mは忙しすぎるし、1600mも好走はしているものの気性的にもやや長く感じるので、1400mはベストかと思う。今回も好走を期待したい。


ダイヤモンドS

◉⑤カレンルシェルブル

前走は3勝クラスを3着からの格上挑戦だね。道中はスローペースで流れて、瞬発力勝負となったけれど、この馬はどちらかというとタフな流れになった時に長く脚を使うような勝負の方が向いていると思う。セントライト記念のように、前がやり合って速い流れになった時に、後半に脚をぐいぐい伸ばして好メンバー相手に4着に来ているのを見るとそれがうかがえるね。ハンデも53kgで出走できるし、前走も動ききらないままでのゴールで余力残しみたいだったから、格上挑戦ということでも期待してみたい。

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以上、土曜日の2重賞の予想をしてみました!フェブラリーSに向けて弾みをつけたいところですね😘


皆様の予想の一助になると幸いです。


※基本的に単複馬券を想定した予想になります。同じく単複勝負や買い目の抑え等を検討される時の参考としてご覧いただけると幸いです。


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ちなおからこんにちは😀

今回はフェブラリーSの出走予定馬の全頭解説をしていこうと思います。

今年最初の中央G1、ぜひ的中させたいですね😘👍

フェブラリーS 出走予定馬解説(五十音順)


アルクトス

前走は南部杯マイルCS1着。昨年はチャンピオンズC、根岸Sを挟んでフェブラリーSに挑むローテーションだったけれど、今年は休養明けでの参戦だね。南部杯では外外を回りながらも、大きなストライドを活かした外からの差し切り勝ちを決めた。稍重以下の馬場状態での成績が5-1-0-1と、足抜きのいい馬場の方が良成績を残している。今回は休み明けにはなるけれど、昨年のさきたま杯、南部杯はいずれも休み明けで勝利しているし、最近は使い詰めるよりもいい傾向にある。

インティ

前走チャンピオンズC4着からの参戦。3年前のフェブラリーSを勝利しており、今回が4度目のフェブラリーSとなる。昨年6着、一昨年14着と同コースでもムラのある成績で、陣営もことある事に「自分のリズムで」とコメントしているように、急にやる気を無くしてしまう一面もあるみたいだね。昨年の東海Sも1番人気に支持されながらも12着に敗れている。ただ、以降は後ろからの競馬を試したり、乗り手が気分に合わせた競馬をしており、競馬スタイルに幅が出ている印象。昨年もかしわ記念3着、南部杯マイルCS4着とダートマイルでは比較的上位に来ているし、前走のチャンピオンズCも先行しかなりの粘りを見せた。まだまだやれそうな予感がするね。

エアスピネル

前走のチャンピオンズCではスタートでやや跳ねるような仕草になり、道中もかなりおっつけながらの追走だった。1000m地点からのラップが12.1-12.3-12.2-11.8-12.0となっており、おっつけた前半から流れも速くなり、脚を溜めることができなかった。東京ダートマイルは0-2-1-0となっており、コース適性はありそうだけれど、道中が速くなるとこの馬には厳しいかもしれない。今回も強力な先行馬がいるので、脚を溜めることができない可能性もある。

カフェファラオ

昨年のフェブラリーSの勝ち馬だね。とにかく気性面が不安視されていて、内枠に入った時や揉まれてしまうとかなり脆い一面を持っている。昨年のフェブラリーSは2枠3番で内枠だったけれど、道中は囲まれることなくノープレッシャーで走破できたけれど、次走のかしわ記念、その次の函館記念はいずれも囲まれてしまい力を発揮できなかった。かしわ記念は特に地方の深い砂も合わなかったかと思う。前走のチャンピオンズCは鬼門の8枠からの競馬で、道中はリズムよく追走できたとルメール騎手は述べているけれど、ペースが600mから800m地点で12.9-12.8と落ち着きすぎてしまったことがマイナスだったとも捉えている。東京ダートマイルは3-0-0-0と負け無しでコース適性は申し分ないけれど、いかに揉まれずにかつマイペースで走ることができるかだね。

ケイティブレイブ

前走の川崎記念では9番手追走からの追い込みに賭けるも不発で11着。昨年の帝王賞6着以降、脚部不安で1年1ヶ月の休養をして今年のエルムSで復帰。6番手追走で内めを通るロスの少ない競馬ができたものの、末脚勝負になり最後は流れに乗り切れなかった。次走以降も末脚を活かした競馬で結果を残すオメガレインボー、ロードブレス、ウェスタールンドに差されるのはやむを得ない結果かと思う。シリウスSは12番手からの競馬になり特に見せ場もなく11着。次走のJBCクラシックでは5番手追走で外めを回りながらも5着を確保。ただ、コーナーの手応えでは並んで上がってきたテーオーケインズ、オメガパフュームに比べ劣るもので、自ら差すというよりも、垂れた馬を抜かすという方が表現的には正しいかもしれない。4,5歳の頃は逃げて押し切る競馬をしてきただけに、前目に付けても息が続かなくなっているのは見て取れるかな。2年前にフェブラリーSは2着に好走しているけれど、復帰後の成績やレースぶりを見る限りは厳しいかと思う。

サンライズホープ

前走東海Sからの参戦。すんなりと先行でき、自分の競馬に徹していたけれど、ほかの馬の決め手にやられてしまった。それまでは自分でやめてしまう一面もあったみたいだけれど、東海Sではそういった部分は見せなかったようだね。チャンピオンズCは4コーナーで両サイドから挟まれてしまう不利があった。1600mは2年前のユニコーンS以来だけれど、プロキオンSの敗因がペースが速くなりすぎたことが上げられているので、先行馬が飛ばす展開になると、この距離だと忙しいのではと思う。

サンライズノヴァ

前走の東京大賞典では、いつも通りの後方からの競馬で、直線の末脚を期待したけれど不発。ダートマイル付近の距離で結果を残しているし、2100mは距離が長かったかと思う。ただ、個人的にJBCスプリント→チャンピオンズC→東京大賞典という距離延長ローテーションから適正距離に戻してきたのは好感が持てる。2走前のチャンピオンズCでも、コーナーでケイティブレイブによられる不利がありながらも最後方から追い上げて5着。JBCスプリントでも出遅れながらも内の砂の深い所を通って2着に好走しているし、展開次第では上位を期待できるかもしれない。

スワーヴアラミス

前走の東海Sでは行き脚がつかず、中団からの競馬になったけれど、なんと上がり最速の37.2秒の末脚を使って外から鮮やかな差し切り勝ちを決めた。元々の前目につけるスタミナ勝負の競馬とは打って変わっての競馬スタイルで、この勝ち方には正直驚いたね。ゲートの課題、常に追い通さないといけない等のかなり癖のある馬だけれど、松田騎手はこの馬を知り尽くしており、最近はとても上手くレースを導いている印象だね。この馬が上がり最速の脚を使ったのは2019年のオークランドT(3勝クラス)以来。東京ダートは軽いと言われており、上がりの速い馬が馬券になる傾向にある。タフな流れの方が向いているし、ペースが速くなりそうなら他馬がバテた所を差すことができるかも。

ソダシ

芝レースでは強力な先行力を武器に、逃げた馬にも強いプレッシャーを与え、速いペースを自ら演出しながらも勝ち切る競馬ができる馬だね。札幌記念では、52kgの斤量の恩恵があったものの古馬G1馬相手に強い競馬ができたと思う。この経験から秋華賞でも1番人気に支持されるも、10着に敗れてしまう。レース後吉田隼人騎手は「ポケットから出たくなかったり、ゲートを苦しがる素振りがあった」と言っているように、競馬に対しての前向きさが欠けていた様子。ゲートで歯を折るアクシデントもあった。エイシンヒテンがスローで逃げ、ポジション的にも絶好の2番手での競馬だったけれど伸びきれず。前走のチャンピオンズCではハナを切り、淡々とした逃げの手を打つも、力のいるダートで粘りきれず12着。砂を被ったり揉まれたりする経験もしないまま終わったので、本当のダート適性はまだ見いだせないね。軽い東京ダートになるのは好材料かと思うけれど、そもそも牝馬の成績が過去10年で0-0-0-9と傾向的には厳しいし、過剰人気するようなら馬券的には避けたい一頭かと思う。

ソリストサンダー

前走の根岸Sは1番人気に支持されるも9着に敗北。レース後に戸崎騎手は「1400mのペースに戸惑ったのか」と述べており、それまでマイル以上を使われていたこともあり、実際に忙しかった印象は受ける。武蔵野Sを勝利した後もチャンピオンズCに向かわずフェブラリーSを目標に調整されてきたこともあり、陣営の勝負度合いは非常に高そう。道中溜めの作ることができる展開ならチャンスはありそうだね。

タイムフライヤー

前走根岸Sでは出遅れてしまい、リズムに乗れす、4コーナーでも手前を変える前に外からタガノビューティーによられてバランスを崩してしまう。直線だけの競馬だったので度外視でもいいのかと思う。状態は上向いているみたいだけれど、転厩したかしわ記念以降結果が出ていないのは気になるところ。

ダイワキャグニー

前走の京都金杯では、11秒台のラップが続くタイトな展開を2番手と先行し2着に粘っている。元々タフな展開はかなり得意としており、一昨年の不良馬場のエプソムカップを勝利した時も、この馬場ながら11秒台のラップが継続する中、2番手で先行しての粘り込みで勝利している。今回も先行勢はかなり強力な馬がいるのでペースはタイトになりそうだし、展開的には向きそうかと思う。

テイエムサウスダン

前走の根岸Sは8番手で控える競馬から、直線では上がり2位の35.8秒の末脚を使って勝利。2走前の同コースの武蔵野Sでは控える競馬をするも落鉄があり力を出し切れなかった。元々1400mで結果を残している馬で、1600mはどうかと思われてはいるけれど、溜めて走ることができてきているし、昨年大敗した根岸Sでもここまでの成長ぶりを見せている。侮れない一頭ではあると思うよ。

テオレーマ

3勝クラス勝利後は牝馬限定の地方交流重賞で3-1-0-1とかなりの好成績を残している。特に注目したいのは安定して速い上がりが使えている点。キャリア22戦中9回が上がり最速、上がり2位が6回、上がり3位が1回と末脚はかなり堅実に使えている印象。フェブラリーSは上がりの速い馬が上位に来る傾向にあり、上がり1位以内の馬の成績が過去10年で2-5-3-2、5位以内で見ても10-9-9-31とかなりの馬券内率を誇る。ただ、牝馬の成績は0-0-0-9と厳しいデータも存在しており、ソダシにも共通することだけれど、このデータを覆すことができるか。

ミューチャリー

前走東京大賞典4着からの参戦。その東京大賞典ではゴール前でウェスタールンドに差されてしまう。ただ、2走前のJBCクラシックでこれまでの控える競馬から先行する競馬をしており、新たな競馬スタイルが確立しつつある。陣営も「長くいい脚が使える」ということは認識しており、後方待機よりも先行策の方が合っていそうだね。これまで2回フェブラリーSに挑戦し後方待機の競馬だったけれど、今回は違った競馬になりそうで楽しみな一頭ではあるよ。

レッドルゼル

前走JBCスプリント1着からの参戦。この馬も堅実な末脚をつかうことができ、キャリア19戦中5回上がり最速、上がり2位が6回となっている。川田騎手は昨年同様1600mは距離が長いことを指摘しており、道中あまりにも速く流れると厳しいかもしれない。元々後方待機の馬だから追走に苦労すると末脚が使えない可能性も出てくると思う。昨年4着と惜しい競馬ではあるので、展開一つではあるね。

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以上、フェブラリーSの出走予定馬の解説をしてみました!


皆様の予想の一助になれば幸いです😘


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