東京11R(日本ダービー)
土曜日の東京芝コースはCコース替わりで、内枠の傷んだ部分はカバーされて内前有利…と思いきや外差しが有利な傾向にあった。東京5レースの芝2000mで行われた未勝利戦こそ、スタート後のコーナーの特性上内前が圧倒的有利であるものの、その他はラチから4頭分外が伸びている状況。また、土曜日の東京芝レースで馬券になった15頭中8頭は差し追い込み馬で、そのうち6頭が追い込み馬。金曜日の降雨の影響で、良馬場発表とはいえ時計がかかっているし、開催も12日目に突入するので、尚更力のいる馬場であることが推察される。
日本ダービーにおいてディープインパクト産駒の成績が良く、適性においては申し分は無いことは承知の上だけれど、ここは力のいる馬場を厳しいラップでこなしてきた馬を本命にする。
◉⑬ドウデュース
まずは新馬戦から振り返る。スタートは五分に出るもコーナーは内に4頭がいる状態で外外を回りながらで道中は徐々にポジションを上げていく競馬となったけれど、ラスト3ハロンが11.8-11.4-11.1と加速ラップで外から上がり最速の34.1秒の末脚を使って勝利。2着のガイアフォースも次走勝ち上がり、3馬身突き放した3着フェーングロッテンも次走当時のレコード決着となった未勝利戦でサトノヘリオスの2着、その次走に勝ち上がっている。
次走のアイビーSでは4番手追走の先行策を取る。1000m通過が1:01,6秒で非常にゆったりとした流れで、1200m時点のラップが13.2秒からのラスト3ハロンが11.5-11.2-11.8と急激なギアチェンジ性能が必要なレースにも対応できたが、その後の朝日杯では1000m通過58.3秒という全く異なるレース質もこなしたのはかなりの奥行の広さを見せたと思う。
弥生賞では道中まくり上げてきたロジハービンの影響を受けて4コーナーでブレーキがかかり後退する不利があった中でも、そこから再度ギアを入れて上がり2位の35.0秒の末脚を使って2着。ロスなくレースを進めたアスクビクターモアに比べるとかなり厳しいレース運びとなった中で、タイム差無しの2着はかなり評価できると思うし、距離延長かつ初めての2000m戦でも速い上がりを使って勝負になることを示した。
そして前走の皐月賞では、それまでは中段より前での競馬をしていたのに対し、15番手の後方待機策を取る。仕掛けも4コーナー後で仕舞いの末脚だけの勝負に賭けたと思われるけれど、そこから上がり最速の33.8秒の脚を使って3着にくい込んで来ている。ほぼ同じタイミングで後方から仕掛けたマテンロウレオも上がり2位の33.9秒の末脚を使えているものの12着に敗れているし、大外を回す距離ロスがありながらもこの競馬をしたのだから驚きだね。個人的には2020年のスプリンターズSのグランアレグリアを彷彿とさせた。
皐月賞で後方待機策を取ったのも日本ダービーを見据えた乗り方だったかと思うし、皐月賞で上がり最速を使った馬が日本ダービーでも上位に来ているように、その”確かなる”末脚を試す乗り方だったように私は思う。今年の日本ダービーはこの馬に夢を託すことにするよ。
<想定予想印>
◉⑬ドウデュース
〇⑫ダノンベルーガ
▲⑦オニャンコポン
△⑱イクイノックス、⑮ジオグリフ
☆⑤ピースオブエイト、③アスクビクターモア
中穴で狙ってみたいと思うのはオニャンコポン。皐月賞では調教評価でも上位評価としたように成長幅がかなり大きく感じる馬で、京成杯のボロボロの馬場をこなしたように時計のかかるタフな馬場でもこなせるのが魅力的だと思う。父のエイシンフラッシュも京成杯を勝利してから下位人気で皐月賞3着、日本ダービー勝利と重なる点も多く、鞍上の菅原騎手も今年は重賞でも好走が増えていて、騎乗レベルも上がっている。ここは期待を込めて▲まで評価をするよ。
この7頭を中心に馬券を組み立てていこうかと思います。
※パドック、馬体重等の当日情報により、追加、消しといった変動の可能性もあります。
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以上、日本ダービーの予想してみました!
皆様の予想の一助になると幸いです。
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