ちなおの競馬ブログ

ちなおと申します。 競馬、一口馬主等に関して思ったこと、感じたことを書き綴っています。 よろしくお願いいたします。

2022年11月

ジャパンカップ(東京12R)


◉⑱ボッケリーニ

重賞初勝利が2年前の中日新聞杯で、昨年の5歳時はなかなか渋い競馬が続いていたが、今年のAJCCで3着に好走し、次走日経賞ではタイトルホルダーと0.1秒差の2着、その次走の目黒記念では勝利している。全兄にラブリーデイにいる血統だが、ラブリーデイも重賞勝利は5歳になってからで、ボッケリーニも似たような成長曲線を描いている。若い頃は口向きの悪さもあったみたいだが、現在はかなり改善されていて、自分からハミを取るようになっているとの陣営コメントもあり、成長を窺うこともできる。東京競馬場というとスローからの瞬発力勝負で、上がり33秒台のキレる末脚が求められそうだと思われがちだが、近5年で上がり33秒台を使って馬券になったのは昨年のコントレイルの33.7秒のみで、その他は34秒より遅くなるタフなロングスパート戦。前走の京都大賞典は完全にキレ負けだが、ジャパンカップのレース質的には動き出しが早くなる傾向にあり、そうなればこの馬にもプラスになるかと思う。
6歳馬の成績不振、大外枠という極端な枠、固く決まることの多いレース、とデータ的には取捨選択が難しい馬ではあるが、近走中距離で使えるようになっているのは大きな成長と見ている。G1の舞台でも謙遜ないレースができると思う。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上、ジャパンカップの予想してみました!

皆様の予想の一助になると幸いです。


↓クリックがちなお競馬の応援に繋がります。よろしくお願いいたします🙇‍♂️



京都2歳ステークス(阪神11R)


◉⑦グリューネグリーン

新馬戦はラスト3ハロンが11.4-11.3-11.3と後半勝負になったが、上がり2位の33.9秒の末脚を使い0.3秒差の3着。この時の2着馬のフリームファクシは次走の阪神芝2000mの未勝利戦で強い勝ち方をしていて、4着ニシノプロポーズも次走勝ち上がっている。未勝利戦ではエエヤンがハイペースで逃げる展開となり、新馬戦とは全く異なるレース質ながら2番手追走で、ラスト3ハロンも上がり3位の34.7秒の末脚を使い勝利。タイトなペースの中でもしぶとく最後まで脚を使えていたこのレース内容はかなり評価できると思う。走法的にも脚が地面に着地してからの掻き込みが力強く、高い推進力を生み出していて、阪神のタフな馬場にも対応できると見ている。関東馬の成績が芳しくないレースではあるが、ここは大きく期待を込めたい。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上、京都2歳ステークスの予想してみました!

皆様の予想の一助になると幸いです。


↓クリックがちなお競馬の応援に繋がります。よろしくお願いいたします🙇‍♂️



マイルチャンピオンシップ(阪神11R)


◉③ダノンザキッド

前走の富士ステークスはスタート直前にゲートをくぐって放馬してしまうアクシデントで、外枠発走となる。元々本馬場での待機時間でもかなり発汗をする馬で、テンションとの戦いもある。ただ、この舞台替わりは大きくプラスになると見ている。

昨年のマイルチャンピオンシップは3着に好走しているが、結論から言うとこの馬の適性は圧倒的に右回りだと感じている。というのも、2歳の時から手前の変え方にやや癖のある馬で、左回りだとどうしても伸びきれていない様子。

近3走は全て左回りで、3着がせいぜいといったところだが、適性外のコースでここまで走れているのはむしろ能力の高さが窺える。

右回りで凡走したのは皐月賞と中山記念たが、皐月賞はテンションの高さに加えてアサマノイタズラに競りかけられてしまったこと、中山記念はスタートで飛び上がってしまい出遅れてリズムに乗れなかったことが敗因。

今回、同じ馬主と調教師のダノンスコーピオンに主戦の川田騎手が騎乗するということで、陣営としてもそちらを優先したという見解が多く人気が落ちそうだが、個人的にはむしろ狙い目だと思っている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上、マイルチャンピオンシップの予想してみました!

皆様の予想の一助になると幸いです。


↓クリックがちなお競馬の応援に繋がります。よろしくお願いいたします🙇‍♂️



東スポ杯2歳ステークス(東京11R)


◉⑦ドゥラエレーデ



前走は稍重のダートで3着以下には大差を付ける完勝。新馬戦は5着に敗れるも、その時の勝ち馬は素質馬のカルロヴェローチェ。2着は次走未勝利戦、アイビーステークスを連勝するチャンスザローゼス、3着は次走未勝利戦で2着に10馬身差を付けて勝利するゴッドファーザーとメンバー的にはかなり強かった。6着のデルマソトガケもダートで未勝利戦、もちの木賞を連勝している。2走前の未勝利戦では、ゲートでうるさくするところがあり、スタートも勢いよく飛び出す形になるも2着に好走。この時の勝ち馬はドゥーラで、その後札幌2歳ステークスを勝利している。早い段階で課題が見つかり、陣営もゲート練習を行い調整を重ねている様子。気性的にやや前向きな所があるので、我慢が必要なコーナーが4つあった近走より今回のような広いコースの方が向くかと思う。
前走ダートということでややローテーション的に嫌われそうなので、ここはむしろ積極的に狙っていきたい。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上、東スポ杯杯2歳ステークスの予想してみました!

皆様の予想の一助になると幸いです。


↓クリックがちなお競馬の応援に繋がります。よろしくお願いいたします🙇‍♂️



エリザベス女王杯(阪神11R)


◉④デアリングタクト


昨年の私のエリザベス女王杯の予想をご覧いただいた方は穴狙いを少し期待されたかもしれませんが、今年はこの馬から勝負します。

前走のオールカマーはやや後方待機の競馬となり、追走箇所も外めとなっていた。あわせて、向正面でヴェルトライセンデが内から抵抗し外に押し出される形となり、更に外を通ることとなった。勝ったジェラルディーナは2枠2番、2着ロバートソンキーは1枠1番、3着ウインキートスは3枠3番と内が使えた状態でかつ内枠を引いた馬が経済コースを追走することで好走できるようなトラックバイアスだった。この中で外外を回し続けなければならなかったのはかなりの不利だったと思う。それでも上がり2位の末脚を使えており、抵抗してポジションを守ったヴェルトライセンデより着順が上なのは評価するべきかと思う。宝塚記念でも4コーナーでの仕掛けのタイミングでマイネルファンロンが先に進出を開始していて、その外を回らなければならず、結果的に大外からの直線への進入となった。直線の攻防でマイネルファンロンとの競り合いの時に少しのけ反る様子があり、ここがロスになってしまったが、最後はしぶとく伸びて3着。近2走は本当に恵まれない競馬が続いてしまったと思うが、本来のこの馬の実力はこんなものではない。そもそも桜花賞→オークスや、秋華賞→ジャパンカップという厳しいローテーションをこなし、年明けは海外遠征し、その後重度の怪我で長期休養をしながらも宝塚記念で3着に好走しているが、このポテンシャルの高さを越えられる馬は今回の出走馬の中には他にいるだろうか。初の古馬G1制覇を祈願し、期待、復活の思いも込めて本命とする。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上、エリザベス女王杯の予想してみました!

皆様の予想の一助になると幸いです。


↓クリックがちなお競馬の応援に繋がります。よろしくお願いいたします🙇‍♂️



↑このページのトップヘ